山の日――山の恵みに感謝し、自然とともに生きる
YouTube動画→https://youtube.com/shorts/nsUZ4D94OO8?feature=share
山の日は、海の日とともに2016年に新しく設立された、国民の祝日です。
夏になると、青空の向こうに見える山々が、いつもより力強く感じられます。
私たち日本人にとって、山はただ高くそびえる大地ではありません。
古くから神様が宿る場所として敬われ、水を育み、木々を育て、生き物たちの命を支え、私たちの暮らしを静かに見守ってきた存在です。
そんな山に感謝するために設けられたのが、「山の日」です。
山の日ってどんな日?
山の日は、毎年8月11日の国民の祝日です。
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを目的として、2016年から始まりました。
日本は国土の約7割が山地です。
山があるから雨が降り、森が水を蓄え、その水が川となって海へ流れます。
私たちが飲む水も、おいしいお米や野菜も、山の恵みがあってこそ生まれるものなのです。
山は人生を教えてくれる
山道は、まっすぐではありません。
急な坂もあれば、平らな道もあります。
時には立ち止まり、景色を眺めながら深呼吸することも大切です。
人生も同じ。
早く頂上へ行こうと焦るより、一歩ずつ歩き続けることが、やがて大きな景色につながります。
仏教が教える山の心
昔、多くのお坊さんは山へ入り、修行をしました。
静かな山の中では、鳥の声や風の音、小さな虫の命さえも、はっきりと感じられます。
自然の中では、人は「自分だけが特別な存在ではない」と気づきます。
山は何も語りません。
けれど、その静けさの中に、多くの教えが隠されています。
焦らなくてもいい。
人と比べなくてもいい。
今日の一歩を大切に歩めば、それでいい。
そんな優しいメッセージを、山は私たちに届けてくれているのかもしれません。
今日という日に
山へ出かける人も、そうでない人も、少しだけ空を見上げてみてください。
遠くに見える山並みを眺めながら、
「いつも私たちを支えてくれてありがとう。」
そんな気持ちを心の中で伝えてみませんか。
自然への感謝は、自分自身の心も豊かにしてくれます。
山の日が、忙しい毎日の中で立ち止まり、自然とのつながりを思い出す一日となりますように。
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